私が勤めている病院のお盆休みは8月14日、15日の2日間です。
外来診療は休診となっています。
入院患者も8割が整形疾患の患者であり、絶対安静を必要とする患者は少ないため、お盆やお正月の長期休暇には特別に外泊許可がでることが多く、入院患者も少なくなります。
しかし、外泊できずに残っている患者は、リハビリが2日間休みになってしまうので、私たちは交替で出勤して入院患者のリハビリを行います。
以前は、「お盆・お正月はどうしても家族と過ごしたい」という患者・家族が多く、少し無理しても外泊される患者が多くみえたように記憶しています。
最近では、「お盆・お正月の忙しい時だからこそ、病院や施設にいてほしい」と望む家族が増えているそうです。
今日ももう少し病院に残っている患者は少ないかと思って出勤しましたが、意外と多くの患者が外泊せずに残ってみえました。
「お墓参りはいいの?」と聞くと、
「今無理して行っても家族に迷惑かけるから、治ったら行く」とのことでした。
中には家族総出でお見舞いに来ている家族もありましたが、「今日は忙しいから誰も来ないだろう」という患者もいました。
家族の在り方も変わってきているのかなぁと感じます。
表現の仕方はどうであれ、家族を大切にしたいと思いました。
<>