【症例1】
体育系の部活に所属している中学1年生の男の子。
腰痛を訴えてリハビリ開始となりました。
初期評価で立位体前屈を確認してみると、指先から床までのキョリが15cm。
聞くと、「記憶にある限り一度も指先が床についたことはない」と。
初回は自分でできる体操を3種類ほど教えて終了。
4日後に確認すると痛みはほぼ消失。
立位体前屈は指先が床につくようになっていました。
【症例2】
同じく体育系の部活に所属する中学1年生の男の子。
いわゆる膝の成長痛と言われるオスグッド病のためリハビリ通院中。
(今までは別の理学療法士が担当していました)
2ヶ月ほど経過して痛みはほぼ消失。
念のため立位体前屈を確認してみると、指先から床までのキョリは13cm。
同じく、「記憶にある限り一度も指先が床についたことはない」と。
最近の子どもの柔軟性低下は囁かれていますが、
ある時点までは柔軟性は高いものだと思っていたので、
“今まで一度も”との発言にはビックリしました
2人とも走るのも速くないというので確認すると、身体の使い方がとっても下手!
大好きな部活を続けるために、もう少しフォローしていきます。
それにしても、
気がついた時からずーっと身体が硬いというこの2人。
身体の使い方が下手な原因は何なんでしょう???
木登りしなくなったから?
公園からジャングルジムがなくなったから?
外で遊ばなくなったから?
テレビゲームをするようになったから?
それとも・・・
原因はよくわからないけど、
身体の硬い子ども達がケガをしやすいのは事実!!
スポーツを諦めないといけないようなケガをする前に、
上手な身体の使い方を身につけてほしいと願っています。
身体に不安のある方は、いつでもご相談くださいね。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
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