昨日に引き続き、JARTAスポーツトレーナーアドバンスセミナーに参加してきました。
今日の講師は、庄司先生。
「1日目よりも具体度の高いテクニックを行っていきます。」との導入で、まずは評価方法の確認からスタートしました。
今回、評価方法として紹介された方法は2つ。
片脚立位とLUNGE動作。
片脚立位では、荷重ラインのチェック、その時のバランスの確認などを行います。
LUNGE動作では、軸足と前に出す足、それぞれの動き方や安定性などを確認します。
今日の講義中に行われたテクニックの前後でこれらを確認し、効果判定をしていきました。
では早速、今日習ったテクニックを復讐しておきます。
「大腿二頭筋と内転筋の交わるところで筋の癒着が多い!」
ということで、その部分の癒着を改善するテクニックです。
これは片側に症状があることが多く、ここが硬いと地面を蹴る力が弱くなるそうです。
足関節調整テクニック1
腓骨筋、後脛骨筋の外果、内果周囲での硬結を改善するテクニック。
走る競技の人や足首の硬い人、足関節捻挫の固定後などに症状が出ることが多い。
ここまで実施して、ペアの方の片脚立位に変化がありました。
施術前は重心が外側にかかり、不安定で2~3秒程度しか保持することが出来ませんでしたが、施術後は重心が内側にシフトし、保持可能時間が長くなりました。
足関節調整テクニック2
背屈の可動域を改善させるために、
①前距腓靭帯の硬さを改善するテクニック(写真左)
②後脛骨筋と足底筋膜の交わる部分での癒着を改善するテクニック(写真右)
大腿四頭筋の硬さを改善するための、最後の切り札的なテクニック
股関節の角度によって一番緩む位置を探すのがポイント。
股関節調整テクニック
理屈はよくわかりませんが、確かに股関節の可動域は一瞬で改善しました。
特に足部の問題に関しては、膝関節や股関節にも問題がある場合が多く、その場合の対処法なども教えていただき、2日目もとても充実した講習会でした。
庄司先生、ありがとうございました。
そしてJARTAの皆様、2日間ありがとうございました。
次回大阪会場での上肢編までに宿題がんばります。
また、よろしくお願いします。[emoji:v-411]
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