最近よく患者さんから、
「先生の手、温かいね。気持ちいい。」
と言われます。
以前テレビで、すし職人の手は板場に立つと温度が下がる、ことを検証していました。
実際、取り上げられていた職人さんの手は、普段は温かいのですが、シャリを目の前にした途端、特に何をする訳でもなく温度が下がっていました。
そういうことが自然にできるようになって一人前だとおっしゃっていました。
私の手は常に温かいです。
夏でも冬でも、手を洗った直後でなければ大抵温かいと思います。
自分では温かくて気持ちが悪いので嫌いです。
手が温かいと心が冷たいという都市伝説もありますし・・・
しかし、患者さんの肌に直接触れる“理学療法士の手”としては、適しているのかなと思いました。
患者に触れる前に手を温めておくとよい、という話も聞いたことがあります。
患者さんを前にした瞬間、手が温かくなるようになったら理学療法士として一人前かな、と、そんなことを考えました。
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