以前、認知症で拒否の強い患者のリハビリが難しいと書きました。
今日その患者さんが外来で来院されました。
退院する時には、なんとか歩行能力は維持しているものの、尿意がなくトイレまでは自立できていませんでした。
しかし今日来院された際、驚くことに家族に付き添われてトイレに向かう姿を目にしました。
聞くと自宅では自立してトイレに行くことができているそうです。
入院中には、リハビリ中にもこちらの指示に従ってくれる事は少なかったのですが、今日はしっかり指示通りリハビリをして帰られました。
環境が変わって入院すると認知機能が低下する患者さんは多くみえますが、自宅に帰ってこんなにも回復するものかと驚かされました。
やっぱり住み慣れた自宅で生活することが、一番いいんですね。
<>