“ぎふ清流マラソン 高橋尚子杯”のハートサポートランナー講習会に行ってきました。
簡単に言うと心肺蘇生の方法とAEDの使い方の講習会でした。
突然倒れて心停止している人を見かけたら、救急隊がかけつけるまで、
“とにかく心臓マッサージをやり続けること”
これが命をつなぐために大切だと教えていただきました。
成功率の低い人工呼吸は必要ないそうです。
AEDも有効だけど、何より大切なのは、
1秒でも早く心臓マッサージを開始して、休むことなく続けること!
今回、こうしてランナーの協力を得て緊急時のサポート体制を整えるのは、全国で初めての試みだそうです。
何より早く発見して早く対処するために、ランナーにも協力してもらう。
すごくいい取り組みだなと思いました。
私が、高校を卒業した春、祖父が突然死しました。
「祖父の様子がおかしい」と早朝にたたき起こされて、祖父の寝室に行ってみると、静かに眠っている祖父がいました。
脈を確認して心臓マッサージをしたほうがいいのかな?
そんな考えが頭をよぎりながらも、ただ立ちすくみ、祖父に触れることもできず救急車を呼ぶことしかできませんでした。
救急隊が到着後1時間程度、必死の心肺蘇生にも関わらず、祖父はそのまま永久に眠ってしまいました。
10年以上経った今でも、あの時何もできなかったことを後悔しています。
役に立てるかどうか、教えられたとおりできるかどうか、不安でいっぱいですが、もしもあってはならない状態の人が近くにいたら、勇気をもって行動したいと思います。
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