ひとり言

愛の力

脳の勉強会で、こんな話を聞きました。

運動を整理してコントロールする部分の脳が障害を受け、料理ができなくなってしまった40歳代女性の患者さん。
もともと独居であったため、自宅復帰することができず施設に入所。
1年半程施設で過ごされた後、自宅に帰りたい意思が強くなり、再度リハビリ病院に入院して集中的にリハビリを行ったところ、なんとか料理もできるようになって自宅復帰されたそうです。

彼女がなぜ自宅に帰りたくなって、一度は諦めたことを頑張れたのか?

施設で好きな人ができたからだそうです。
その人と一緒に暮らすために、どうしても料理ができるようになりたかった。
人がやる気になると、扁桃体が刺激されて脳が活性化され、再機能しようと必死に働くそうです。

脳の再生機能についてはまだよくわかりませんが、本来の構造上は不可能なことも可能になってしまう。

愛する人のために、そこまで努力して頑張れるのはすごいなぁと思いました。
そんな風に人を愛することができたら、きっと幸せになれるんでしょうね。
私にもそんな愛し方ができるだろうかと考えながら、人の脳の再生力に驚き、それを手助けする仕事に関わって、一人でも多くの方が幸せになれるいいなあと思いました。
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