Mulligan Concept Upper Quarter -day2-

前日の懇親会で少し飲み過ぎたため、二日酔いにならないか心配していましたが、爽やかな朝を迎えることが出来ました。

朝食を済ませて会場に向かいました。

今日は肘関節に対する幾つかのテクニックから始まりました。

そこで最初に紹介されたイギリスの研究では、

・ステロイド剤の注射よりもMulliganテクニックの方が効果があったこと
・ステロイド剤の注射は、むしろ回復を遅らせたこと

が報告されていました。

注射の効果に関しては、私たち理学療法士の介入できる部分ではありませんが、少なくとも信頼度の高い研究でそれに相当する効果を認めたテクニックに、期待が高まりました。

また、肘関節に対する"100億ドルのテクニック"では、どんな治療を受けても治らない肘の痛みのために契約解消になりかけていた大リーガーが、Mulligan Conceptの講習を受けた理学療法士の治療を受けて無事に復帰、その後大活躍して、その理学療法士はBMW3台を、Mulligan先生はお礼の手紙だけを受け取ったとのエピソードも聞かせてもらいました。

テクニックに関してはここでは詳しく書けないので、講習会風景の写真です。

午後からは頸部や肩関節へのテクニックを教えてもらいました。

ずっと痛かった私自身の頸部の動きや肩の可動域も改善しましたし、さっそく今治療している患者さんに試してみたいテクニックばかりで、ひと時も気を抜けない、とっても興味深い講習でした。

ついに明日最終日。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
もうすでにお腹いっぱいな感じですが、一つでも多くのテクニックを習得出来るように、集中して頑張りたいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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