膝、前十字靱帯(ACL)損傷について -予防方法ー

今回は、ACL損傷の予防方法についてです[emoji:v-21]

前回の記事で、「膝が内側に入る姿勢で力が加わるとACL損傷を起こしやすい」ことを述べました。
予防するためには、このような姿勢を取らないようにすること!が一番です[emoji:v-219]

と簡単に言っても、このような姿勢を取らないようにすることは、結構難しいです。

このような姿勢を取ってしまう原因は、人それぞれ違いますし、様々な要素が関わってくるので、一概には言えませんが、私が最も多いと感じている原因4つについて説明したいと思います[emoji:v-411]

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①大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)の筋力低下
特に女性では、ここの筋力が弱くて膝が内側に入ることが多いです。

②中殿筋(骨盤の横の筋肉)の筋力低下
脚を横に動かす筋肉で、左右片方だけ弱くなっている人をよく見かけます。

⇒筋力強化によって動作が改善します。

③大腿筋膜張筋~腸脛靱帯(太ももの外側)の短縮
運動している人で、ここが硬くなっている人は多いです。

④足首の可動性低下
これには様々な原因が考えられますが、ふくらはぎが硬くて足首が硬い場合は、ストレッチによって改善されます。

⇒ストレッチによって動作が改善します。



何回も言いますが、これはほんの一例で全てではありません。
(身体の作りは一人ひとり違うので、実際に理学療法士に動きを見てもらい評価してもらうことをお勧めします。)

筋力強化やストレッチの方法は、また機会があれば紹介します。
次回は、ACL損傷後の治療方法について書きたいと思います。
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