理学療法士ができることは?

4月1日、新年度が始まりましたね。[emoji:v-252]

うちの職場にも今日から3人の新卒理学療法士が入職しましたo(^▽^)o

昨年12月、もともと1名の採用枠に3名の応募があり、面接・試験[emoji:v-295]させてもらいました。
3人とも志が高く将来性を感じたので、誰を採用しようか本当に悩みました。
が、様々な事情が重なり、結局3人とも採用することになりました。[emoji:v-411]
3人の活躍を今からとても楽しみにしています。[emoji:v-21]

先日、近隣介護施設の看護師長さんが

「リハビリ室の見学をさせてほしい」と言って、突然訪ねてみえました。[emoji:v-405]

詳しくお話を伺ってみると、

・通所リハの利用者が少ないから、“キカイ”を入れて人を集めたい。
・自施設の理学療法士が若くて未熟なため、2~3時間の見学をさせてほしい。

つまり、

「若い理学療法士では、どんな“キカイ”を導入していいのか判断できないため教えて欲しい」

とのことでした。

お話を伺いながら、私の頭の中は「???」、だんだん腹立たしくさえ思えてきました。[emoji:v-355]

・“キカイ”とは、物療機器のことかトレーニングマシンのことか、

最後までよくわかりませんでしたが、

それに頼って利用者を集めたいと言うことは、

理学療法士に理学療法をしてもらうつもりがないのか?

・通所リハをこれから開設しようと思っている病院に、

たった2~3時間だけの見学で何を学ばせようと思ったのか?

そんなに簡単に学べることしかやっていないと思われているのか?

・“キカイ”で利用者が集められれば、リハビリの内容はどうでもいいのか?

そこに、利用者の状態を良くしようという意図はあるのか?

・そもそも“理学療法士ができること”を理解しているのだろうか?

きっと、それを十分に示せていない理学療法士たちに責任はあると思いますが、

随分見限られているなぁと残念に思いました。[emoji:v-12]

理学療法士ができること、

理学療法士にしかできないこと、

それは“キカイ”に頼ることではなく、

患者さんの状態をしっかり評価して、

一人ひとりに合った“理学療法”を提供すること!

そういう理学療法士を目指していきたいなと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。[emoji:v-22]
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