ゴール設定

先週入職した新人3名に加えて、今週月曜日からは2名の臨床総合実習が始まり、RPT10名で5名を指導しなければならないという、ちょっと大変な状況になっています。[emoji:v-12]

指導することで、自分も勉強できるし、新しい気付きもたくさんある。
自分を成長させるためにも、
職場もみんなが成長するためにも、
いい機会だと思って頑張ります[emoji:v-237]

そして、今日、新人にされた質問。

「あの子のリハビリのゴールってどこですか?」

中学3年生、半月板縫合術後の外来患者さま。

痛みや可動域制限は全くなし。
若干の筋力低下は残存しているが、大腿周径差は1㎝未満。
もともと競技として行っていたスポーツは、ケガとは別の理由で復帰を躊躇っており、
学校の体育で行う程度のスポーツは問題なく行えている。[emoji:v-30]

私の答えは、

「患者さん自身が納得するまでかな!?」

競技復帰が本人の目標ならば、
受傷前よりも高いパフォーマンスでの復帰をゴールとするが、
本人の目標が曖昧な場合には、
やっぱり本人が納得するような動きやすい身体を作ってゴールとしたい。

運動があまり得意ではなく、それほど好きでもないこの患者さま。
今回のケガは、どちらかというと不慮の事故だけど、
ケガをしてリハビリをしたお蔭で、
身体が動かしやすくなった、
運動が前より好きになった、
そんな風に思ってもらえると一番うれしい。[emoji:v-411]

先日も、
「長引くケガもあり、勉強と部活が両立できないから、部活引退します。
部活やめてもリハビリしたほうがいいですか?」

と突然相談してきた高校2年生の患者さんが、

「動けるようになってきたからやっぱりやります!」と報告してくれました。[emoji:v-21]

中学生や高校生が、ケガを理由にスポーツをやめてしまうのは、本当にもったいない。[emoji:v-393]

大好きなスポーツを続けられるように、
少しでもスポーツが好きになるように、
そして、スポーツで活躍できるように、

そんな理学療法を提供していきたいです!!

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。[emoji:v-22]
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