清流大会のサポートを通して感じたこと

昨日今日の2日間、ぎふ清流大会サッカー競技(知的障害者)のコンディショニングスタッフとして、サポートに携わらせていただきました。

現在の病院勤務では、知的障害者と密に関わる機会はないので、私にとっては貴重な経験となりました。

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試合中、スローインの際に足が浮いてしまう、限界を超えて一生懸命走り過ぎてしまう、ポジション取りが上手く行えない、などの症状が認められる選手もいましたが、そんな一部の選手を除けば、試合中はお互いに声を掛け合い、どこに障害があるのかと疑ってしまうような選手ばかりでした。
そして、倒れてもすぐに立ちあがってプレーに戻る姿はすごいなって思いました。

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コンディショニングルームも多くの選手に利用して頂きました。

中には皆がやってもらっているから僕も・・・なんて選手もいましたが、どの選手もしっかり自分の体調を管理し、違和感・疲労感を訴えて来てくれました。
短時間しか接していないのでわかりませんが、しっかりと自分の意見を述べることができ、言われたことを素直に行うことができる彼らは十分に社会適応能力が高いようにも感じました。

帰ってきて知的障害の定義を調べてみました。

Wikkipediaより

知的障害とは、
1.知的機能に制約があること
2.適応行動に制約を伴う状態であること
3.発達期に生じる障害であること

ただし、法律上、一般的な知的障害の定義は存在しないそうです。
知能指数(IQ)が70以下で障害があるケースが多いが、気付かれない場合も多く、IQだけでは判断・分類できないようです。

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大会は、地元岐阜県と日本代表が集まる東京都で決勝戦が行われました。
残念ながら東京都の圧倒的な強さに岐阜県チーム敗退しましたが、最後まで諦めないいい試合でした。

今回、トレーナーとしてだけでなく、障害者との交流も通して色々なことを感じ学ぶことができました。
一緒に活動して頂いた先生方、選手のみなさん、そして運営に関わった全ての方々、ありがとうございました。

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