東京会場で受講した下肢編に引き続き、上肢編は大阪会場に受けに来ました。
世間は3連休中。
宿泊が取れなかったから、今回は日帰り×2日間です。
3日めの講師は中野先生。
今回は、トレーニングの組み立て方についての講義から始まりました。[emoji:v-87]
フィジカルー認識力ースキル
のトレーニングが、それぞれ別々の要素ではなく、お互いが関係し合っていることは、前回勉強しました。
今回は、認識力について、もう少し詳しく教えてもらいました。
認識力には、意識Ⅰ(前提)と意識Ⅱ(志向性)があること。
トレーニングを考える上で、5W1Hと時階系性を常に考える必要があること。
構造運動学と運動認識学の概念。
実技の練習中にも常に”意識Ⅰ”を確認しながら行いました。[emoji:v-21]
では、テクニックを復習しておきます。
肩関節調整テクニック1
肩甲骨由来の問題で肩関節の可動域に制限がある人に対して有効。
肩甲骨を下方回旋させてから一気にリリース。
肘の持ち方に注意[emoji:e-1]
肩関節調整テクニック2
今度は、肩甲上腕関節由来の可動域制限がある場合に有効。
大胸筋の圧痛も改善。
上腕と前腕を把持して牽引しながら上腕骨を内外旋させる。
この手技、一見簡単そうに見えて、体の使い方が一番難しい。
まだまだ練習が必要そうです。
肩関節調整テクニック3
テクニック1と2でも改善しない場合(だったかな?)
肩関節の屈曲可動域の改善に有効。
上腕骨を固定して、腋窩部分をゆっくり押してから放す。
腋窩神経の圧迫に注意[emoji:e-1]
ローテーターカフ調整テクニック3種
棘下筋、棘上筋、肩甲下筋、それぞれアプローチの原則は同じ。
局所の治療ポジションでは、
肩関節の屈伸 → 内外転 → 内外旋してみて圧痛の軽減する位置を探し振動させる。
これで改善しなければ、全体の治療ポジションを確認。
脊柱、骨盤、股関節の順に変化を与えて、圧痛の消失するポジションを確認し、変化のあった部分を含めてアプローチする。
そのためには、こんな姿勢でアプローチすることもあるそうです。[emoji:v-157]
そして最後に教えてもらったトレーニングは、軸プッシュ。
力ではなく、体の使い方を変えることで、自分よりも大きな相手でも簡単に押すことが出来るようになりました。[emoji:v-405]
以上で3日め終了。
中野先生、体の使い方が下手な私に何度も何度も丁寧な説明、ありがとうございました。[emoji:v-22]
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