7月13日(日)アクアウォーク大垣で開催した理学療法フェアは、大盛況で終えることができました。
今回は、その裏話を含めて、今の気持ちを綴っておきたいと思います。
4年前までは福祉用具の展示のみを細々と行っていた理学療法フェア。
私が県士会西濃支部の支部長としてこの仕事を引き継いだのが3年前。
今回で3回目の開催となりました。
3年連続でなんとか同じ会場を借りれたものの、
“失敗すればもう来年はない”という瀬戸際でした。
当日の天候は、まさかの雨
「外に出かけられなければ、買い物客も増えるだろう」
「隣りの野球場で開催予定の試合が中止になれば・・・」
と期待しましたが、開店直後の客足は少なく、スロースタートとなりました。
今回のフェアのイベントは大きく3つ。
・7項目の体力測定
・専門家による15分間講演
・車椅子組み立てイベント(松永製作所共催)
私も15分間講演のひとコマ「速く走るための準備運動」を担当しました。
若干自分の講演のことで頭がいっぱいになりつつ、
役員含めた士会員20名のお手伝いの方々と一緒に、
呼び込み、がんばりました!!
すぐに体力測定には多くの人が集まり、常に列ができるほどの大盛況となりました
病院で声をかけた患者さんたちも何人か来てくださったり、
以前通われてた患者さんとの再会があったり、
人との繋がりにも感謝しつつ、あっという間に1時間が経過しました。
そして、1回目の15分間講演開始です。
3本立ての1本目を担当しました。
[emoji:v-250]若干人数が少ない状態でのスタート。
病院の患者さんが興味を持って聴きに来てくださり、
呼び込みまで手伝ってくださいました。
(※後から聞いた話ですが、この患者さん、リハビリに通って治っていくのを実感するうちに理学療法に興味を持ち、あと数年で定年退職してから理学療法士の学校に通うことを検討しているそうです。今回のフェアも本当に楽しんでもらえたみたいで嬉しいです。)
たった15分の間でしたが、徐々に人が集まり、
後半の実技では多くの方が参加して、身体が軽くなるのを実感してくれました
「垂直跳びが3cm高く跳べるようになった気がする」
なんて声も聞こえてきました。
[emoji:v-240]2回めの講演は、昼休みで体力測定もストップし、人が完全に引けた状態からのスタート。
それでも開始前のアナウンスで徐々に人が集まってきました。
近くまでは来てくれなかったけど、遠くから聞いてくれていたお客さんもたくさんいました。
[emoji:v-242]そして3回めには多くの子供達が体験しに来てくれました。
もちろん、他2つの講演も多くの方に聴いていただきました。[emoji:v-411]
3講演とも聴いてくれたお客さんもみえましたし、
肩こり講座だけを楽しみに来てくれたお客さんもたくさんみえました。
他ではあまり聞いたことがないような肩こり予防の話。
昨年よりわかりやすくなってて、聴講者の方々には満足いただけたみたいです。[emoji:v-290]
そしてそして、
バタバタしているうちにあっという間にフェア終了時間が近づいていました。
体力測定は、目標の200人まであと少し。
少しだけ時間を延長して、最後の呼び込みをしたら、滑り込みで何人か参加してくれました。
手元に残ったデータで196名分。
データの保管に同意していただけなかった数名の方を含めれば200名以上の方に参加していただけました[emoji:v-364]
3年目にしてやっと施設側にも納得してもらえた大盛況[emoji:v-21]
でも、
まだまだ理学療法って世間に認知されてないんだな!
ってことを再認識するフェアでもありました。
無料だから参加してくれた?
無料でも人が集まらない!?
無料だから信頼できない!?
みんな自分の身体には興味を持っているけど、
理学療法士がその解決法を知っていることは知らない。
理学療法が今よりもっと発展するためには、
対価を受け取るに値するものを提供できるようにならなければ、
なんてことを考えたりしてます。
とりあえず公益社団法人として、
参加費無料の理学療法フェアは来年も行いますが・・・。
今回、参加してくださったみなさま、
お手伝いしてくださった会員のみなさま、
そしてご支援くださった全てのみなさま、
本当にありがとうございました[emoji:v-238]
そして、長々と最後まで読んでくれて、ありがとうございました。[emoji:v-22]
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